“スポーツサイクルの定義を考える“ではスポーツサイクルとその他の自転車との違いをジオメトリー公開の有無で説明した。ここではスポーツサイクルの種類を抜粋し主に下記の3種類を説明する。
ロードバイク
下記図1はGiant社のTCR ADVANCED SL 0 DISCである。ロードバイクを辞書で調べるとロードレース用の自転車であり舗装路を高速走行するのに向いているとされている。特徴は何といっても様々なポジションをとることができるドロップハンドルであろう。これにより前傾姿勢をとることができるためほかの車種より空気抵抗を少なくすることができる。
図1: ロードバイク
マウンテンバイク(MTB)
下記図2はGiant社のXTC ADVANCED SL 29ER 1である。マウンテンバイクはその名の通り山道などの未舗装路を走行することに特化した自転車であり太目なタイヤにフロントのサスペンション、ディスクブレーキ、ギア比がほかの車種と比較し低めなのが特徴的である。
図2: マウンテンバイク(MTB)
クロスバイク
下記図3はGiant社のESCAPE R3である。ロードバイクのドロップハンドルもなければマウンテンバイクのような太いタイヤ、サスペンションも基本的にはないためよくロードバイクとマウンテンバイクの中間の存在と言われる。筆者個人の意見であるが自転車の最も基本的な形をしていると感じている。ドロップハンドルやサスペンション、ディスクブレーキなどを搭載していなければその分コストをかけられるため同じ価格で比較をすればクロスバイクの質はほかの車種と比べ高くなるように感じる。
図3: クロスバイク